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川合玉堂・講演会

今日の担当:お父さん

河野元昭(東大名誉教授、秋田県立近代美術館 館長)さんの講演を拝聴した。

演題は、「川合玉堂 伝統と創造」。

河野さんの講演会にお邪魔するのは、2011年10月以来。 (その時のメモ

DSC06002s.jpg

河野さんは開口一番、「私が館長をしている秋田県立近代美術館は、略すとAKB。館員が28名いるので、AKB28」。一同大爆笑。何とも見事な、アイスブレーク。

河野さんの見識の広さと深さ、情熱に溢れた語り口は、この日も健在。以下、私的メモ。

  「玉堂は、3人の先生についた。望月玉泉、幸野楳嶺(円山四条派)、橋本雅邦」
  「展覧会で雅邦の《龍虎図屏風》に衝撃を受け、妻子を連れて上京、半ば強引に弟子
   になった」
  「京都で写生を学び、雅邦の元でイメージの力(心持)を学んだ」
  「西洋では自然は人間が征服するもの。東洋では自然は人間と一体化。特に日本で
   は、自然と人間の区別が曖昧。古事記・日本書紀には、おしっこから生まれた神様
   も出てくる」
  「西洋の美意識はヴィーナスのヌード、中国は龍、日本は秋草」
  「玉堂は文学少年だった。能の「鵜飼」が《鵜飼》のイメージの源泉になっていない
   とは言い切れない」
  「《行く春》に描かれた長瀞は、秩父赤壁の別名がある。三国志で有名な赤壁、蘇軾
   の"赤壁賦"、との関連を指摘したい」
  「玉堂の"微光感覚"が素晴らしい。進取の気性もある」
  「北斎は、圭角がある天才。玉堂は、まろやかな天才」
  「私の話を聴くより、見た方がいい。私の話は忘れて、玉堂ワールドに浸るのが一番」


「図録がコンパクトで、作品解説が素晴らしい。一杯飲みながら読むと、至福のひととき(笑)」、とも。勉強になったなぁ、面白かったなぁ。

講演会の後、山種美術館に移動し、「川合玉堂 -日本のふるさと・日本のこころ-」展にお邪魔した。入口に飾られていた《鵜飼》に見入り、《行く春 小下図》に描かれた自転車に微笑み、《爆布》の迫力に驚き、《二日月》の世界にうっとりして、《紅白梅》屏風の輝きにドキドキした。《早乙女》もいいなぁ。

館内で河野さんの姿をお見かけした。熱心に作品を鑑賞されている様子は、講演中、スクリーンに投影した作品をじっと見つめて、「あ~これね、いいですねぇ~」、としみじみ仰っていた姿そのままだった。

河野元昭さん、山崎妙子館長、素晴らしいイベントと企画展、有難うございました。AKBの「館長のつぶやき」、山種美術館のFBとともに、今後もフォローします。

さて、そろそろ締めの一言。 川合玉堂、いいね!  ♡♥  

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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