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ハーブ&ドロシー2

今日の担当:お父さん

映画 「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」 を観た。

ニューヨークのアート・コレクター夫妻を追ったドキュメンタリーの第2弾、完結編。

DSC04991s.jpg

郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー夫妻は、長年に渡って蒐集したコレクションを、1992年、ナショナル・ギャラリー(ワシントン)に寄贈する。計5,000点近くにまで膨れ上がったコレクションは、ナショナル・ギャラリーだけでは収蔵しきれず、全米50州の美術館に50点づつ寄贈されるプロジェクトが立ち上がる。

本作は、そのプロジェクトを縦軸にして、老夫婦と二人を巡る人々の姿を暖かい視点で追っている。佐々木芽生監督は、「アートを知らない私が観ても楽しい映画を作りたかった」と仰っていたが、思惑通りの映画に仕上がっていると思う。

終盤、ドロシーが静かに語るシーンがある。飛んでいた白い蝶から、ハーブの声が聴こえたと。

小林秀雄の言葉を想い出す。「母が死んだ数日後の在る日、妙な経験をした。(中略)もう夕暮であった。門を出ると、行手に蛍が一匹飛んでいるのを見た。この辺りには、毎年蛍をよく見掛けるのだが、その年は初めて見る蛍だった。今まで見た事もない様な大ぶりのもので、見事に光っていた。おっかさんは、今は蛍になっている、と私はふと思った。」 (小林秀雄『感想』より)

ドロシーの白い蝶と小林秀雄の大きな蛍。時空を超えた美しき符合、亡き人への切実な想いに、心が揺さぶられる。

映像や音楽の美しさも印象に残る。

エンディング・ロールも見逃せない。とても素敵な映画だった。  ♡♥

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theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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