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円山応挙展

今日の担当:お父さん

新幹線「のぞみ」に乗って、名古屋へ。地下鉄に乗り継いで向かった先は、愛知県美術館。

山下裕二先生のトークイベントで何度か紹介頂き、気になっていた企画展。

   開館20周年記念 円山応挙展
   ―江戸時代絵画 真の実力者―

      会場: 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
      会期: 2013年3月1日(金)- 4月14日(日)
      主催: 愛知県美術館、中日新聞社
      後援: 愛知・岐阜・三重各県教育委員会、名古屋市教育委員会
      特別協力: レクサス販売店
      照明協力: パナソニック
      企画協力: 山下裕二(明治学院大学教授)
             馬渕美帆(神戸市外国語大学准教授) <敬称略>
      公式HP: http://event.chunichi.co.jp/okyo/

以下、案内文から。(抜粋)
江戸時代中期の18世紀、伊藤若冲や曾我蕭白、池大雅などが個性をふるった京都画壇で圧倒的な人気を博していたのが円山応挙です。 (中略)
本展では、国宝・重要文化財や展覧会初公開作品を含む代表作をご紹介するとともに、西洋の遠近法を用いた若年期の「眼鏡絵」制作や中国絵画の学習、後世への影響など、様々な角度から応挙の実像を再考します。 (後略)


DSC04576s.jpg

広い展示スペースに、応挙の作品がずらりと並べられていた。

以下、印象に残った作品の一部について、私的メモ。

《眼鏡絵(日本名所)三十三間堂通し矢》
伝応挙。若い頃の作品とのこと。繊細な描写と大胆な(実験的な?)遠近法が、お見事。
建物の赤い色彩もいい。

《波上白骨座禅図》 (大乗寺蔵)
波の上で座禅を組む骸骨の図。2009年に森美術館で開催された「医学と芸術展」で、強烈
に印象に残った作品。再会できて、嬉しかったなぁ。

《雨竹風竹図屏風》 (円光寺蔵)
雨に濡れる竹と風に揺れる竹が、墨だけで描かれている。等伯筆「松林図屏風」を彷彿と
させる、余白の美。凄い!

《龍門鯉魚図》 (大乗寺蔵)
滝を登る鯉を、水の流れの間から僅かに見える姿だけで描いている。超絶技法。ウイット
にも富んでいる。

《藤狗子図》
まるまるとした身体の周りには、ふわふわの体毛。子犬の表情が、何とも可愛らしい。

圧巻は、大乗寺客殿を再現した展示空間。自然光に近い照明を、時間とともに変化させる趣向で、3つの襖絵が展示されている。特に、《郭子儀図襖》《松に孔雀図襖》 には、驚嘆驚愕。照明が暗くなるにつれて《郭子儀図襖》の人物が浮かび上がり、明るくなると《松に孔雀図襖》が煌めき始める。思わず係の方と会話をした。「素晴らしいですね!」 「私も素晴らしいと思います!」

若冲のコレクションで知られるジョー・プライスさんの言葉を思い出す。「江戸時代には、電灯もガラスケースもないのですから、それが(ガラスケースに入れず、自然光で見る方法が)作品にとって、もっともいい展示法に決まっています。」 襖絵の展示空間の先に飾られていた 《雪松図屏風》 (三井記念美術館、国宝) は、金地が鮮やかで見事な作品だが、やや不自然な輝きを感じたのは、気のせいだろうか。

長沢芦雪の狗子図、応挙の系譜として山元春挙や竹内栖鳳の優品も展示されている。

実に素晴らしい企画展だった。応挙、「いいね」!  ♡♥

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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