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白隠展

今日の担当:お父さん

渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムへ。

白隠の作品を強く意識したのは、2009年の「妙心寺展」(2009/1/20~3/1、東京国立博物館)でのことだった。大きな達磨画の圧倒的な迫力に、大いに驚いた。

2010年の「細川家の至宝 珠玉の永青文庫コレクション展」(2010/4/20~6/6、東京国立博物館)でも、白隠による逸品が展示されていた。

今回は、全国から作品が集められている。これだけ大規模な白隠展は、史上初らしい。

  白隠展 HAKUIN 禅画に込めたメッセージ
    会期: 2012年12月22日(土)~ 2013年2月24日(日)
    会場: Bunkamuraザ・ミュージアム
    主催: Bunkamura
    企画協力: 広瀬麻美(浅野研究所)
    後援: 臨済宗妙心寺派、花園大学国際禅学研究所、臨済会
    監修: 芳澤勝弘(花園大学国際禅学研究所教授)、
         山下裕二(明治学院大学教授)  <敬称略>

以下、案内文から。(抜粋)
江戸時代中期の禅僧であり、大量の書画を遺した白隠慧鶴(はくいんえかく)(1685〜1768)。500年に一人の英傑(えいけつ)として讃えられ、現在の臨済宗の僧侶たちの系譜をさかのぼれば、すべて白隠に行き着くほどの重要な存在です。 
白隠は80余年の生涯を民衆教化に捧げ、その手段として大量のユニークな書画を遺しましたが、それらは各地の寺院や個人コレクションを中心に散在しており、一般観客の目に触れる機会はこれまで稀でした。本展では40数カ所の所蔵者から大作を中心に約100点を厳選し、質、量ともに史上最高の白隠展となるでしょう。 (後略)


白隠展01s

会場で真っ先に目に入ったのは、《隻履達磨/One-Shoe Daruma》。大きな達磨が、ギョロリと睨んでいる。大迫力の本作を、最初に持ってくるとは!

修行に苦しむ痩せた釈迦や、観音を描いた作品が並んでいる。観音の顔は、やや面長で下膨れ。決して整った顔立ちではないが、暖かみと優しさがある。《蓮池観音/Lotus Kannnon》は、上品な色合いが印象的。

《地獄極楽変相図/Visual Representations of Heaven and Hell》には、地獄の様子がびっしりと描きこまれている。中央に座すのは、閻魔大王。その上には、釈迦、普賢菩薩、文殊菩薩も描かれている。地獄と極楽。

続いて、「達磨」が並ぶ展示室へ。正面に展示されているのは、巨大な《半身達磨/Daruma》(萬壽寺)。最晩年の作品で、関東地区では初めての展示とのこと。有難いなぁ。

永青文庫所蔵の《横向き半身達磨/Daruma Profile》は、墨で一気呵成に描かれている。格好いい達磨に、惚れ惚れ。

京都・大徳寺を開いた大燈国師。その乞食行の様子を描いた《大燈国師/National Teacher Daito》の迫力も凄まじい。 ("国師"の英訳は、"National Teacher"でいいのかな? )

布袋(白隠)とお福が描かれた双幅《布袋吹於福/Hotel Puffing out a Smoke Ofuku》。煙管の煙から出てくるのは、お福。「寿」の紋が入った着物を着ている。「随分とおもへどおふくばかりは吹きにくいものじゃ」という賛が、何とも愉快で心憎い。

パンフレットに使われている《すたすた坊主/Busy Busy Beggar》は、一目で好きになった。素足で走るお坊さんの姿が、とてもユーモラスで可愛らしい。 頑張れ、Busy Busy Beggar!

太い墨で書かれた「書」も興味深かった。達筆とは言い難いが、奔放な筆致がお見事。

味わい深い、実に見事な企画展だった。

白隠、いい、白隠展、「いいね! 」。  ♡♥

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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