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会田誠展

今日の担当:お父さん

森美術館(六本木ヒルズ)で開催中の「会田誠展」へ。

今年4月、本展のプレ・イベントにお邪魔させて頂いた。それ以来、楽しみにしていた企画展。
(プレ・イベント参加時のメモ)

  会田誠展 天才でごめんなさい
     会期: 2012年11月17日(土)~ 2013年3月31日(日)
     会場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
     主催: 森美術館
     企画: 片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
     協賛: 株式会社大林組、三建設備工業株式会社、新菱冷熱工業株式会社、
         株式会社九電工
     特別協賛: 会田誠 平成勧進プロジェクト

以下、案内文から。(抜粋)
会田誠は、今日最も注目されている日本の現代アーティストのひとりです。その作品は、グロテスクでエロティックな作風を見せたと思えば、一方では政治的、歴史的な課題への鋭い批評性を見せます。また日本の現代社会を投影しながら、同時に伝統的な美術作品や様式も多く参照されています。 (中略)
会田誠の美術館での初個展となる本展では、デビュー以来20年以上にわたる会田の混沌の全貌を、新作を含む約100点を通して明らかにします。


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最初のコーナーに展示されていたのは、90年代を中心に制作された作品。畑の中で「今年もヴィトンが豊作じゃ!」と叫ぶ大きな写真、「桑田」の文字だけの作品、摩訶不思議なオブジェ《愛ちゃん盆栽(松)》、等など。

続いて、戦争画のシリーズ「戦争RETURNS」。屏風仕立ての作品が並んでいる。《紐育空爆之図(にゅうようくくうばくのず》(1996年)は、高橋コレクション展、ジパング展以来。琳派の系譜を感じさせる技量は、お見事。屏風の背面も、興味深かった。

童心に戻って描いたポスター《みんなといっしょ》シリーズ(2002年~)は、伸び伸びとした"ヘタウマ"筆致が面白い。その隣は、「美術と哲学」の関係を問うコーナー。哲学書(文庫本)の全ページに落書きした作品、会田誠画伯自身が変装してパフォーマンスを演じる映像、等など。

おにぎり仮面の巨大なオブジェ《考えない人》(2012年)には、ただただ絶句。

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長い巻物に草書が書かれた作品もある。実に達筆(内容は超刺激的)。団ボール箱で作ったお城、アキバ的美少女が描かれた大きな絵画、派手なテントも並んでいる。まさに混沌。天井、壁面、床全てが、ピンクの「小腸」で埋め尽くされた部屋もあった。いやはや、何とも。

「18禁の部屋」には、《犬(野分)》(2008年)、漫画《ミュータント花子》(1999年)、陶器のオブジェ等、刺激の強い作品が並んでいる。中でも圧巻は、《巨大フジ隊員VSキングギドラ》(1993年)。絶句、溜息。

そして、クライマックス。少女が詰まった《ジューサーミキサー》(2001年)と、サラリーマンの屍が重なる《灰色の山》(2009-11年)は、並んで展示されている。観れば観るほどゾッとするが、その描写力は凄まじい。《大山椒魚》(2003年)との再会も嬉しかった。

《滝の絵》(2007-10年)は、本展のメイン・ビジュアル。滝を中央にして、青いスクール水着姿の少女たちが描かれている。新作《ジャンブル・オブ・100フラワーズ》(2012年~)は、画題の着想が頭抜けている。

最も驚愕した作品は、《電信柱、カラス、その他》(2012年~)。長谷川等伯の《松林図屏風》を意識しているという。松林を電信柱に置き換えるとは。しかも、それだけで終わらないのが、天才・会田誠。よく観ると、カラスが何かを咥えている。ん? なな、何と...!!

美大生たちとの共同制作が続いている「モニュメント・フォー・ナッシングⅡ」も展示されていた。

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音声ガイドは無料で、画伯本人による解説入り。(必聴!)

鬼才・会田誠の過去と今の"混沌"に触れる、意欲的かつ刺激的な企画展だった。

会田誠さんと森美術館の英断に、感謝、礼!   ■

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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