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はじまりは国芳

今日の担当:お父さん

週末、横浜美術館へ。

ほぼ1年前、六本木アーツセンターギャラリーで、「没後150年 歌川国芳展」が開催された。大規模な個展で、とても見応えがあった。

「また国芳展?」と思いきや、さにあらず。今回は、国芳を起点に、その系譜を展観する企画展。

  はじまりは国芳-江戸スピリットのゆくえ
     会期: 2012年11月3日~2013年1月14日
     会場: 横浜美術館(横浜市西区みなとみらい)
     主催: 横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団・相鉄エージェンシー・
          三菱地所ビルマネジメント共同事業体)、日本経済新聞社
     後援: 横浜市、NHK横浜放送局
     特別協力: 鎌倉市鏑木清方記念美術館、ギャラリー紅屋、
          東京国立近代美術館

以下、案内文から。(抜粋)
この展覧会は、浮世絵師・歌川国芳(うたがわ・くによし、1797 寛政9~1861 文久元)をはじまりとして、国芳の近代感覚にあふれた斬新な造形性が、その一門や系統にどのように受け継がれ、さらに新たな展開を見せていったかを、江戸末期から昭和期の日本画、油彩画、水彩画、版画、刊本(かんぽん)などの作品、資料を通して探ろうとするものです。 (後略)

20121208a01

入口正面に飾られていたのは、国芳《宮本武蔵の鯨退治》《鬼若丸の鯉退治》。斬新で大胆な図柄と色彩は、何度観ても素晴らしい。

浅草寺に奉納された大きな板絵、国芳《一ツ家》を初めて観た。出刃包丁を持った恐ろしい形相の老婆が、実に不気味。

国芳一門、系譜の中では、月岡芳年と河鍋暁斎が抜きん出ている。例えば、芳年《義経記五條橋之図》《金太郎捕鯉魚》、暁斎《惺々狂斎画帖》《群猫釣鯰図》、等など。《風俗三十二相》と題された、芳年の一連の作品も面白い。

水野年方、鏑木清方も良かった。(清方が芳年門下だったとは、知らなかった。) 清方の《妖魚》には、特に驚いた。岩の上に座る人魚が、小魚を弄びながら、こちらを向いて微笑んでいる。その表情は、何とも妖艶で生々しい。

伊東深水《髪》、川瀬巴水《東京十二題》も印象に残る。江戸末期から昭和まで国芳の流れを追った、充実の企画展だった。

《妖魚》を観ている時、ふと、会田誠《大山椒魚》を思いだした。巨大な山椒魚と2人の可愛らしい少女が、乳白色で描かれた大作。山椒魚と少女の身体が、頭の中で人魚のイメージに繋がったのだろう。

折しも現在、森美術館(六本木)で会田誠展が開催されている。

そうだ、六本木に行こう、《大山椒魚》に会いに行こう!   ■

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Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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