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能登のご縁(塩)

今日の担当:お父さん

日曜日の朝、犬の散歩と短めのインターバル走(450m×6本)を終えた後、急いで渋谷へ。

お目当ては、世界農業遺産「能登の里山里海」展の関連イベント。主催は、たばこと塩の博物館と世界農業遺産活用実行委員会。 (以下、敬称略)

  第Ⅰ部 世界農業遺産「能登の里山里海」について
     説明: 石川県環境部里山創成室
  第Ⅱ部 能登杜氏の技
     講師: 農口尚彦
  第Ⅲ部 揚げ浜式製塩
     講師: 角花豊・石井かほり(映画「ひとにぎりの塩」監督)
     映画 「ひとにぎりの塩」上映会


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開館40分前に到着、「1番」の整理券を頂いた。汐留と渋谷をキョロキョロした後、13時に会場へ。

第Ⅰ部は、石川県の職員の方から「能登の里山里海」全般についてご説明頂いた。世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems:GIAHS)、国連食糧農業機関(FAO、ローマ)、里山と里海、能登の人々の暮らし・風景について、等など、美しい映像も交えながら。

第Ⅱ部は、能登の酒造りについて。鹿野酒造(加賀市)の酒造りの映像を見せて頂いた。酒造りの厳しさと難しさが、ダイレクトに伝わってくる。杜氏・農口さんの真剣な眼差し、杜氏を慕う蔵人の姿も印象的だった。その後、農口さんご本人からお話をお聞きした。

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農口さんは、昭和7年の生まれ。16歳で酒造りの世界に入り、28歳で菊姫の杜氏に抜擢。菊姫で定年を迎えた後、鹿野酒造に迎えられる。今年6月で杜氏を辞めるまで、酒造り歴は何と60年にもなるという。

農口さんは、終始立ち上がったままで、情熱的にお話し頂いた。「酒造りは、菌の働きに自分を合わせる仕事」、「1年1年が勝負」、「完全に判ったと思ったことはない。酒造りは奥が深い」、「記憶はあてにならない、だから数字を記録する」、「命を賭けて酒造りに没頭してきた」、「今、日本酒業界は厳しいが、厳しい時こそ人が育つ」。

菊姫の先代社長(柳辰雄さん)への感謝の言葉を、繰り返し仰っていたのも印象的。

第Ⅲ部は、能登の揚げ浜式製塩について。

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まず、角花豊さんのお話から。「36L入りの桶2つに海水を入れて、30回往復する」、「潮汲み3年、撒き10年」、「良かったら、是非来て、体験してみて下さい! 」。

石井監督からは、映画製作に至った経緯について。「2009年、塩田を見ませんか、と誘われた。塩田と聞いてもピンとこなかった」、「行ってみてショックを受けた、行かなきゃ判らない世界があった」、「撮るべきだ、と思った」、と。

続いて、映画「ひとにぎりの塩」の上映会。この映画を観るのは、この日で3度目。見飽きないのは、優れた作品だからだろう。塩造りの技と手間、塩が炊き上がる時の驚き、能登に生きる人々の心意気と笑顔、能登の豊かな自然、映像に寄り添う素敵な音楽♪、等などを、じっくりと鑑賞した。

映画の終盤、ナレーションの中に美しい言葉があった。「自然からのお裾分けを頂く慎ましさ」、「季節の恵みに寄り添う暮らし、大地の呼吸に耳を澄ましたくなる場所」、「未来に続く、ひとにぎりの思い」。素敵な言葉だなぁ、と思う。

角花豊さんが作られたお塩が、特別に販売されていた。都内では入手できない貴重な塩。奥能登塩田村の塩と、食べ比べをしなくては。

関係者の皆様、有難うございました。能登のご縁(ご塩)、大切にします!   ■

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theme : 対談
genre : 学問・文化・芸術

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Lafie & Papa

Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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