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俊太郎さんの写真

今日の担当:お父さん

谷川俊太郎さんのトーク・イベントにお邪魔した。進行役は、写真評論家の飯沢耕太郎さん。

  晶文社『写真』刊行記念
  谷川俊太郎の写真術

     日時: 2013年3月31日(日)14:00~15:30
     会場: 八重洲ブックセンター 本店8階 ギャラリー
     主催: 八重洲ブックセンター
     協賛: 晶文社

以下、案内文から。
詩人・谷川俊太郎さんが自ら撮影した、小さな写真作品集『写真』が晶文社から刊行されました。『絵本』(1956年刊)、『SOLO』(1982年刊行)に続く、三冊目の谷川さんの写真の本になります。実は谷川さんは、カメラ好きであるとも聞きます。これまでには、著名な写真家たちとのコラボレーションで作った本もありました。自身が関わった写真の本を振り返りながら、谷川さんと写真・写真家・カメラとのつきあい方を語っていただきます。

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俊太郎さんの写真集は、今回で3冊目。1冊目の『絵本』は300部限定で、手貼りで写真がつけられている。2冊目の『SOLO』は、安野光雅さんの装丁が印象的。

俊太郎さんは、本作『写真』について聞かれると、「まず、新しいカメラ(OLYMPUS OM-D)を買いました。昨年の夏、群馬県(北軽井沢)に親父が建てた別荘に行って、写真を撮りました。それに、17歳の頃から撮った写真、海外旅行で撮った写真等を加えて、短いキャプションを付けました」。「映像と言語の組み合わせは、昔から興味がありましたね」、とも。

写真家の方とコラボレーションした著作の多さにも驚いた。紹介頂いたのは、『よるのびょういん』、『50本の木』、『ふたごの木』、『やさしさは愛じゃない』、『子供たちの遺言』、等など。

飯沢さんの問いかけに対して、当意即妙に答える「柔軟で敏捷な知性」は、相変わらず。以下、印象に残った言葉の一部について、私的メモ。

  「男性の中に女性もある。幼児も老人もいる、というのが私の立場。」
  「コラボレーションが好き。自分の新しい何かが出てくる。」
  「(撮った)写真に、テーマやメッセージは一切ない。」
  「日常生活を大切にしている。日常生活の中に、生きていることのリアリティがある。」
  「詩も写真も、一瞬の時間の断面を見せる、という意味では共通性がある。」


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この『写真』集、実に素晴らしい。

写真の中に、谷川俊太郎ワールドが拡がっている。添えられた言葉も、とても洒落ている。

文庫本と同じコンパクトなサイズも好ましく、飯沢耕太郎さんの解説も秀逸。

うん、いいなぁ。大切にしよっと。  ♡♥
  
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theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

スヌーピー復刻

今日の担当:お父さん

ハロウィーンで賑わう夜、代官山 蔦屋書店にお邪魔した。

   「スヌーピー全集」復刊記念 谷川俊太郎トーク&サイン会

イベント開始まで時間があったので、広い店内をウロウロしていたら、いつの間にか長い行列ができていた。しまったぁ。

受付を終えて席を探すと、最前列ほぼ中央の席が一つ空いている。ラッキー!

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定刻、俊太郎さんと蔦屋書店の女性スタッフの方が登場。

俊太郎さんは、スヌーピーのTシャツ姿。MCを担当された女性スタッフの方は、スヌーピーの大ファンとのこと。

俊太郎さんは、1966年~67年にかけて4か月間ニューヨークに滞在した時の話から始められた。滞在中に、New York Timesの日曜版でスヌーピーを読んだという。 (スヌーピー以外の紙面については、「記憶にないです」と。)

帰国後、翻訳の依頼があり、「英語はできなかったけど、引き受けました」。日本に無かったモノの翻訳に苦労したとのことで、例として、(ハロウィーンの)かぼちゃ大王(the Great Pumpkin)、ルーシーの精神分析(Lucy's Psychiatry)、ドライブウェイ(Driveway)、イースター(Easter)、長距離トラックの運転手が話す俗語、などを挙げられた。 (ルーシーの「精神分析」は、ある時点から「心の相談室」に変えたとのこと。)

以下、俊太郎さんの言葉から。
  「シュルツさんの描く線には、ユーモアがあるよね。他の漫画とは次元が違います」
  「シュルツさんは、時代の変化を敏感に感じ取ってます」
  「リアルな日常生活と奔放な空想力(イマジネーション)が、うまくブレンドされている」
  「登場人物は子供だけど、大人の読み物です」
  「シュルツさんには、詩的な感受性がありますね。『落ち葉を見て、コンニチワ』とか」
  「ディック・ブルーナー、和田誠は、シュルツ系だね。言い過ぎない」
  「シュルツさんには一度だけ会いました。印象は、哲学者。第一声は、『あなたは、
   原爆が落ちた時どこにいましたか』、でした」

質疑応答の大半は、詩について。
  「散文は意味が大切です。詩も意味はあるけど、意味と同じくらい情景や音が大切」
  「普段の自分から論理的には出てこない言葉が出た時、詩が始まります」
  「詩の中には音楽が潜んでいます」
  「受けたい一心(笑)。自分の言いたいこと、読み手(他者)を、同時に考えてます。
   ポエジーが成り立つのは、読んでくれる人がいるから」

「Peanutsでお好きなキャラクターは?」、との質問には、「全員平等に好き。博愛主義者ですから(笑)」、と応じられた。俊太郎さんのしなやかな知性には、いつもながら感心させられる。

僕自身はスヌーピーの熱心な読者ではないので、スヌーピーについて語れることはほとんどない。唯一言えるとすれば、日本でのスヌーピー人気は俊太郎さんの翻訳によるところも大きいのではないか、ということ。

シュルツさんは、約50年間、助手を使わず一人で描き続けたという。久しぶりに、スヌーピーの漫画が読みたくなった。シュルツさんのユーモアと詩情、俊太郎さんの翻訳を、味わってみようと思う。東京都千代田区永田町界隈は、急に慌ただしくなったようだけど。

Good grief!   ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

原発と鉄腕アトム

今日の担当:お父さん

YMCAアジア青少年センター(水道橋)にお邪魔した。行われていたのは、『みんなでワッショイ! 「原発」国民投票秋祭り!』、というイベント。

ゲストが豪華。谷川俊太郎さん、女優の木内みどりさん、音楽評論家の湯川れい子さん、チバレイこと千葉麗子さん、マッド・アマノさん、等など。

冒頭、ジャーナリストで事務局長の今井一さんから、市民活動"「原発」国民投票"の趣旨、活動内容、最近の動向、現職国会議員と衆院選候補予定者に公開質問状を出した結果の速報、等などについてお話し頂いた。

続いて、湯川れい子さんのトーク。ステージ中央で直立不動、持ち時間を延長した熱弁だった。 (以下、大雑把な私的メモ。)
  Beatlesの日本武道館での公演は、政治討論の場で大きな話題になった。当時、
  Beatlesを聴くと不良になると言われた。(不良になんかなってないですよね!)
  8,000人の女の子が、武道館に集まった。彼女たちが歓声をあげると、消防隊員
  とアルバイトの警備員は「座って聴け、このキチガイ娘!」、と怒鳴った。彼らは、自
  分たちが支配できない、理解できない女の子の姿を怖がっていたのではないか。
  それを見て私は、キャーと叫ぶ女の子の側に一生いよう、と心に決めた。
  愚民と思われているかも知れないが、仲間を増やしていこう。怖いと思ったら怖い
  と言おう。安全に生きていくことの方が大切だから。


谷川俊太郎さんと阿部玲さん(g)が登場。詩の朗読Liveが始まった。

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4篇の詩を、続けて朗読頂いた。「空に小鳥がいなくなった日」、「つもり」、「願い」、そして「その日 August 6」

森にけものがいなくなった日 森はひっそり息をこらした...(空に小鳥がいなくなった日)、自分じゃ生きてるつもりで 歌いながら番いながら小鳥が死ぬ...(つもり)、いっしょにふるえて下さい 私が熱でふるえているとき 私の熱を数字に変えたりしないで...(願い)、苦しみという名で呼ぶことすらできぬ苦しみが あなたの皮膚から内臓へ...(その日 August 6)。

紡がれている言葉は、ある種の痛みを内包しつつ、豊かな響きも備えている。さすがだと思う。朗読に続くギターの調べは、詩を解釈し、詩に寄り添っていた。これもお見事。

その後、俊太郎さん、木内みどりさん、今井一さんによる対談が行われた。

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俊太郎さんの当意即妙な受け答え、しなやかな知性と感性に、あらためて感心した。 (俊太郎さんが"鉄腕アトム♪"の作詞者であることを、ご存じない客席の方も多かった。"鉄腕アトム♪"の著作権使用料の話には、皆さん大爆笑。)

プログラムは続いていたが、この対談後に、会場を後にした。

原発問題は、とてもsensitiveで難しい。「将来的なビジョンを定めた上で、原発の依存度を段階的に引き下げていく」、というのが現実解ではないだろうか。 ("段階的"の具体的なイメージについては、充分な議論が必要だけれど。)

核廃棄物の無害化には10万年かかる、という現実もある。現代人の祖先(ホモ・サピエンス)が、アフリカを出て世界各地に拡がったのは、今から約10万年前。それと同じ年月が必要になるという、気が遠くなるような驚愕の事実。

ふと思う。鉄腕アトムやウランちゃんが、疎んじられませんように。彼らに罪はなく、「科学」自体にも罪はないのだから。

いざ歌わん。空をこえて、ラララ、星のかなた...♪  ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

渋谷百軒店の音 ♪

今日の担当:お父さん

渋谷百軒店にあるダイニング・バー、「Heso」にお邪魔した。

辻康介(vo)さんがピアノを弾く作曲家と行うライブDuoシリーズ第1弾。トップバッターのお相手は、谷川賢作さん(pf)。4年ぶりの協演になるという。

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辻康介さんのvocalを初めてお聴きした。堂々とした正統派の歌声。多くの曲は初めて歌うとのことだったが、しっかりと自分の歌にされている。2人の息もぴったり。

抒情溢れるメロディー、軽快なタンゴのリズム、スリリングなJazz、しっとりとした子守唄、等など。まるで、おもちゃ箱の中から思いもしない玩具が出てくるような、ワクワク感がある。<うんこ>に笑い、<湖上>にうっとり。<さようなら>では、涙腺が刺激された。

室生犀星/中原中也+賢作さんの作品も、印象的。例えば、<ネコの歌>は、「猫は時計のかわりになりますか♪」。<あばずれ女の亭主が歌った>は、「お前は俺を愛している♪」。何とも愉快。

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演奏中、お店の入口は開放され、街の音が時折聞こえてきた。クラクションがタイミングよく鳴る場面も。飛び込みでお店に入ってきた学生さんにとっても、忘れ得ぬ体験になっただろうと思う。

以下、セットリスト・メモ。 (敬称略。特に表記がないものは、詩:谷川俊太郎、曲:谷川賢作)

   01.日本語のおけいこ (曲:寺島尚彦)
   02.ほん
   03.むし きらい! (詩:谷川賢作)
   04.うんこ
   05.宿題 
   06.鶯の歌 (詩:室生犀星)
   07.鯵の歌 (詩:室生犀星)
   08.カマキリの歌 (詩:室生犀星)
   09.ネコの歌 (詩:室生犀星)
   10.たかをくくろうか (曲:坂本龍一)
        ~ 休憩 ~
   11.はくしゃくふじん
   12.冬の夜 (詩:中原中也)
   13.あばずれ女の亭主が唄った (詩:中原中也)
   14.湖上 (詩:中原中也)
   15.夜はやさしい
   16.きいている
   17.さようなら
        ~ アンコール ~
   18.詩人は辛い (詩:中原中也) 
   19.猫に見られる


ドリンクのみ頂いたが、黒板には魅力的な料理がたくさん書かれていた。日をあらためて、再訪したいと思う。ワインと料理を味わいながら、「君たちの幸せにカンパ~イ!」、なんてね。

Anyway、賢作さん、辻康介さん、「Heso」さん、楽しかったです。有難うございました!  ■

theme : ♪音楽♭
genre : 日記

パリャーソの夜♪

今日の担当:お父さん

茗荷谷の家具屋さん、コントラスト・ガレリアへお邪魔した。谷川賢作さんと続木力さんのデュオ、"パリャーソ"のライブ。

パリャーソを生でお聴きするのは、昨年10月末以来で8か月ぶり。まさに光陰矢の如し。

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最初の曲《Danny Boy》から、続木さんのハーモニカの鳴ること、鳴ること。客席のハートをいきなり掴む手腕は、さすが。前回に続いて、クマノミ君が空中遊泳。

Jazzyな《シェルブールの雨傘》、抒情溢れるオリジナル曲《地平線》、The fool on the hillからLSDへと続く《The Beatles Medley》、緊張感溢れる《山寺の和尚さん》、等など。

音の響きがとても心地いい。賢作さんの爆笑トークも絶好調、B.Y.Oで、客席の乗りも抜群。演奏にしっとり、合間のトークに大笑い。実に素敵で、愉快なひとときだった。

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以下、セットリストについての私的メモ。 (一部、自信なし。)

01.Danny Boy
02.センチメンタル・パン・スプリング
03.シェルブールの雨傘
04.点目
05.地平線
 ~ 休憩 ~
06.The Beatles Medley
07.Yesterday (客席からの突然のリクエストに応えて)
08.リトル・ナッツ・アイランド
09.A Song After Dark
10.ちからのいっぱい
11.We Know We Forget Almost Everything But Still We Remember Something
12.山寺の和尚さん 
 ~ アンコール ~
13.腕(かいな)の家

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お店に、素敵なランプが飾られていた。 (こういう感じ、好きなんだよなぁ。)

柏渕さんご夫妻、賢作さん、続木さん、有難うございました!

(次回は、誰かを誘ってみよう。一人じゃ勿体ないけん、一緒に行かいや!)  ■

theme : ♪音楽♭
genre : 日記

日韓詩人対談

今日の担当:お父さん

先週土曜日、東京都美術館(上野)で17世紀オランダ絵画を堪能した後、水道橋に移動した。

地図を見ながら、在日本韓国YMCAのイベントホールへ。

 『ラクダに乗って』刊行記念 日韓詩人対談・朗読会
 シン・ギョンニム × 谷川俊太郎

   日時 :2012年6月30日(土)15:00~
   会場 :在日本韓国YMCA スペースYホール
   主催 :株式会社クオン

以下、案内文から。
日本の国民的詩人・谷川俊太郎氏と「ラクダに乗って」著者・シン・ギョンニム氏という両国を代表する詩人が、「現代において詩には何が出来るのか、また東日本大震災を乗り越えた人々に伝えたいメッセージや同時代の悩みを共有する対談」。 (後略)

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通訳の方とともに、お二人が登場。ギョンニムさんは、「俊太郎さんの詩の幅広い世界観に感動しました」、「私とは違うタイプの詩と思いましたけど、同じ発想の詩もあって、驚きました」。俊太郎さんは、「本当に似てましたね。嬉しかったです」、と応じられた。

進行役の方から3.11の大震災について話を振られると、ギョンニムさんは、「その2日前まで青森に旅行に行ってました。物凄い自然を目の当たりにして、何もできない絶望感と同時に、詩を書く義務を感じました」。俊太郎さんは、「新宿京王デパートの7Fにいました。冷静でした」、「詩を書く前から、言葉に対する懐疑が強かったです。言葉の美しさに絞って、詩を書くようになりました」、「3.11の時も、自分の詩が何かの役に立つとは思えませんでした」、とも。

韓国では、詩は国家・民族・民衆の代弁で、そうでなければ詩ではない、と同時に美しくないと評価は厳しい、とのこと。70年代、軍事独裁の時代は、詩集が非常によく売れたという。俊太郎さんは、「日本の詩は、政治的な心情を書くことを意識的に避けてきました。基本的に、情景や抒情。俳句や短歌もです」、と続ける。

韓国では、詩人は尊敬の対象で、「詩の一行も判らない人」というのは一番の悪口だという。賞金500万円程度の詩のコンテストが数多くあり、ギョンニムさんご自身も1,600万円の賞金を得たことがあるという。俊太郎さん曰く、「日本では、現代詩は、社会的にあまり認められていませんね。短歌や俳句が、とても強い。最近は、詩情が希薄化して、よりポップなものへと拡がっています」。

日本と韓国で、これほどまでに違いがあるとは。大いに驚いた。

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お二人の詩を、日本語と韓国語の両方で、朗読して頂いた。ギョンニムさんの詩からは、『冬の夜』、『牛博労のシン・ジョンソプさん』、『さすらいびとの唄』、『ラクダ』。俊太郎さんの詩からは、『二十億光年の孤独』、『かなしみ』、『ほん』、『自己紹介』。

『牛博労のシン・ジョンソプさん』には、反体制メッセージが、ペーソス溢れる言葉で包まれている。『さすらいびとの唄』と『かなしみ』は、確かに似ている。俊太郎さんの詩は、若い頃の代表作から、今現在の自己紹介まで。日韓の素敵な協演、詩のコスモス。

結びは、俊太郎さんの一言。「生で逢ってお話しできて良かったです。お互い体に気を付けましょうね」(笑)

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その後、サイン会が行われた。

丁寧にサインをする俊太郎さん、身を乗り出してそれを見つめる少年、二人の姿をiPadで熱心に撮影するお母さん。三世代の真摯な姿に心を奪われる、僕のカメラ。

新鮮な驚きに満ちた、貴重な体験だった。カムサハムニダ。  ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

呼吸踊り

今日の担当:お父さん

先週末、「加藤俊朗 × 谷川俊太郎 トークショー&呼吸のレッスン」 へ。

前回、加藤俊朗さんと俊太郎さんのトークイベント&レッスンに参加したのは、2011年の1月。加藤さんのトークに大笑いし、加藤メソッドによる呼吸の難しさを痛感した。 (その時のメモ)

以下、案内文から。
『呼吸の本2』の刊行を記念して、著者である加藤俊朗さんとゲストに谷川俊太郎先生を迎えてトークショーを行います。前回が「静の呼吸」の本であるならば、今回は「動の呼吸」の本になります。身体を整えるための新しい呼吸法について、お二人にお話いただきます。さらに『呼吸の本2』付録DVDでレッスンしている加藤さん考案の「呼吸踊り」を、皆さんと一緒に会場で実践してみましょう。

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加藤さんは、(俊太郎さんのアドバイスで)アフリカへ行ってきた、と話を始められた。現地で踊りを見て、「呼吸踊り」を考案したという。「アフリカで、自分の"気"を試してみたかった」、とも。

「呼吸踊り」のキーワードは、2つ。お臍の下の「丹田」と「足の裏」を意識すること。楽しむことも大切。楽しいと、身体が喜び、細胞も喜ぶ。楽しいからこそ続けられる、と。

アフリカの人が裸足でリズミカルに踊る映像を見た後で、参加者全員が立ち上がり、レッスンを受けた。丹田を意識して、身体を左右にグラインド。大地(地面)からパワーを受けながら、左右にステップ。えっちら、おっちら。

その後、太鼓の音(音楽?)に合わせて、全員が、思い思いに身体を動かす。俊太郎さんも一緒に。「まだ終わらないの?」と思うほど、長い時間、踊り続けた。(俊太郎さんの詩がプリントされた)Tシャツに、汗が滲む。ふぅ。

加藤さんは、どこまで本気でどこから冗談かが判らない、相変わらずの抱腹絶倒。俊太郎さんの爽やかな笑顔、しなやかで暖かいコメントも、とても印象的だった。

「呼吸踊り」、自宅でやってみようかな。家族や犬には、見せられないけどね。  ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

ポエメール

今日の担当:お父さん

先日、(株)竹尾/見本帖本店(神保町)にお邪魔した。

    紙について話そう。谷川俊太郎×寄藤文平
    「ポエメール」スタート記念 PAPER'S 特別公開対談

寄藤文平さんは、ポエメールのアートディレクションを担当、(株)竹尾は、用紙を提供されている。

以下、ポエメールの案内文から。
本でもなく、電子メールでもなく、お手紙の形で 谷川俊太郎の詩を送る「ポエメール」をはじめます。詩人からのおたより、ちょっとしたおまけなどとともに 毎月1回3篇ずつ、6回にわたって詩をお届けします。 詩と出会う新しい試みに、参加してみませんか?

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俊太郎さんと寄藤さんによる対談形式で、様々なことをお話頂いた。

紙についての最初の記憶、落とし紙、(最初の詩集を出版した)雲井書店の紙型、縦書きと横書き、中国の漢字文化、連詩集「SPRECHENDES WASSER」、Robert FrankのDVDパッケージ、絵巻物、日本語のフォント、デザイナー・佐藤敬之輔(1912~1979)さん、郵便箱から入った泥棒、ケーキに名前をつけたこと、詩の題について、等など。話題の広がりが、実にしなやかで、素晴らしい。

6月のポエメールをスクリーンに投影しながら、ナナロク社の村井さん、寄藤さん、俊太郎さんにポエメールを紹介して頂いた。企画時点の想定以上に、盛りだくさんになったらしい。

う~ん。俊太郎さんの詩+αが郵便で届くポエメール。 「いいね!」   ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

ロバハウス2012

今日の担当:お父さん

二子玉川のウルトラマン秘密基地から、玉川上水(立川市)へ。 

 「ことばとあそぶ おととあそぶ」
   出演: 谷川俊太郎+賢作+ロバの音楽座
   場所: ロバハウス

GW恒例のイベント。お邪魔するのは、4年連続4回目。前回までは、最前列中央の座布団席に座った。今回は少し遠慮して、前から4列目の椅子席へ。

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冒頭、賢作さんが言う。「ついに今日、全ての原発が止まりました。この人(俊太郎さん)も、耐用年数過ぎてますけど」 俊太郎さんが即座に反応する。「放射能は出してないけどね」 爆笑。

古楽器を演奏するロバの音楽座は、今年で結成30周年になるという。30年とは凄い!

クラリネット奏者の黒川紗恵子さんと賢作さんの協演は、前日に急遽決まったとのこと。リハなしの一発勝負は、心地よい緊張感がある。《はんなり》というタイトルもいい。 (《はんなり》と言えば、片岡仁左衛門さん。久しぶりに歌舞伎を観たくなった。よっ、松嶋家!)

新作の詩には特に驚いた。《さらさら河原の小石》は、小石の気持ちで言葉が紡がれている。詩集をめくりながら仰った言葉も印象に残る。「詩がたくさんあって迷惑してるんですよ、私に」 

明晰な頭脳と瑞々しい感性、そしてこのユーモア。何とも魅力的な、傘寿の俊太郎さん!

以下、セットリストについての極私的メモ。 (敬称略。「♪」無しは、詩の朗読。特に表記が無いのは、朗読:谷川俊太郎、演奏:谷川賢作、詩:谷川俊太郎。)

  01.(?? メモが判別できず)♪ <歌:賢作>
  02.こころのうぶ毛
  03.キンセン
  04.ことば
  05.Love Me Tender♪ <作曲:E.Presley・Matson>
  06.愛して愛して愛しちゃったのよ♪ <歌:賢作・客席、詞曲:浜口庫之助>
   ~ ロバの音楽座登場 ~
  07.(?? 森のオト?)♪ <歌・演奏:ロバの音楽座>
  08.どこへ行くの♪ <歌・演奏:ロバの音楽座、詞・曲:松本雅隆>
  09.生まれたよ ぼく <伴奏:ロバの音楽座>
  10.雨よ降れ <伴奏:ロバの音楽座・賢作>
  11.願い <伴奏:ロバの音楽座・賢作>
  12.ことばあそびうた <伴奏:ロバの音楽座、客席も朗読に参加>
    12-1.いるか
    12-2.き
  13.き <歌・演奏:ロバの音楽座>
    12-3.やんま
    12-4.ばか
    12-5.ののはな
    12-6.十ぴきのねずみ
  14.ひとくいどじんのサムサム♪ <歌:俊太郎、曲:林光>
   ~ 野々歩さん登場 ~
  15.立川市立幸小学校 校歌♪ <歌:野々歩・俊太郎、曲:林光>
  16.彩都の丘学園 校歌♪ <歌:野々歩・ロバの音楽座、詞・曲:松本雅隆>
   ~ ロバの音楽座・野々歩さん退場 ~
  17.庭
  18.さらさら河原の小石 (未発表)
  19.(新作 まだ題名がついてない詩)
   ~ 黒川紗恵子さん登場 ~
  20.はんなり♪ <演奏:黒川紗恵子・賢作、曲:黒川紗恵子>
   ~ 黒川紗恵子さん退場 ~
  21.まねっこまねちゃん♪ <歌:俊太郎>
  22.さくしゃ♪ <歌:賢作、詞・曲:林光>
  23.おしゃまさん♪ <曲:賢作>
  24.鉄腕アトム♪ <演奏:客席最前列、曲:高井達雄>
  25.鉄腕アトム♪ <歌:俊太郎、曲:高井達雄>
  26.ろうそくがともされた
  27.いつも2人で♪ <歌:賢作、作曲:賢作>
   ~ アンコール ~
  28.子どもの情景
  29.さんぽ♪ <歌:賢作、曲:久石譲>


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夕刻6時過ぎ、ロバハウスを後にした。新緑に溢れた玉川上水の側道を駅に向かって歩きながら、至福の2時間を思い出す。清冽、豊潤、沈思、そして大爆笑。

松本雅隆さん、ロバの音楽座の皆さん、俊太郎さん、賢作さん、今年も楽しかったです。

有難うございました!  ■

theme : ♪音楽♭
genre : 日記

Voice Space♪

今日の担当:お父さん

土曜日、朝11kmジョギングした後、電車を乗り継いで、江戸川区へ。

都営新宿線・船堀駅での下車は、人生初。

   VOICE SPACE Presents 詩と音楽のコンサート1
   わくわくどきどきことばであそぼう with 谷川俊太郎と谷川賢作

      会場: タワーホール船堀小ホール
      出演: VOICE SPACE、谷川俊太郎、谷川賢作 (敬称略)
      主催: いるかいる会
      後援: 江戸川区

Voice Spaceを拝見するのも、人生初。東京芸大の学生・卒業生が中心になって結成された、詩と音楽のコラボレーションを実験するパフォーマンス・グループ、とのこと。

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Voice Spaceのメンバーは、客席から登場。「どこへ行くのですか」、と呟きながら、ゆっくりとステージ上に集まってくる。

筝、サックス、ヴァイオリン、チェロの音が、次々と加わる。詩を歌う(語る)声が会場に響く。何とも不思議な世界。

俊太郎さんによる《不可避な汚物との邂逅》の朗読を聴いた。「光にさらされ、風化し、分解し、塵埃となって大気に浮遊し、我々が知らずにそれを呼吸するに至るまでの間は、その存在に我々が一種の畏怖を覚える事は否定できぬ事実であって、そのような形でのその物と向かいあう人間精神は、その畏怖のうちにこそ、最も解明し難い自らの深部を露わにしていると言えよう」。"粘度の高い一塊の物"が、実に見事に「定義」されている。

《りんごへの固執》は、俊太郎さんの朗読に続いて、Voice Spaceの演奏。俊太郎さんの詩が、すっかり様変わりしていた。Voice Spaceの隣に立つ俊太郎さんの笑顔が、とても印象的。

《Be Sleep Baby》は、朗らかで素敵な曲。賢作さんが生まれた時、武満徹さんから贈られたという。賢作さん曰く、「武満さん直筆の楽譜は、幾らお金を積まれても渡しません。私の宝物です」。

朗読と歌のリレー《こころ ころころ》では、Voice Spaceのメンバーが客席に降りてきた。最後は舞台に戻り、俊太郎さんを取り囲む演出。ラストの《明日》は、会場からの合唱も加わった。

以下、演目についての私的メモ。 (敬称略)

  01.どこへ行くのですか♪ (詩:佐々木幹郎、曲:中村裕美)
        語り:谷川俊太郎、歌・演奏:Voice Space/谷川賢作
  02.不可避な汚物との邂逅 (詩:谷川俊太郎)
        朗読:谷川俊太郎
  03.りんごへの固執 (詩:谷川俊太郎)
        朗読:谷川俊太郎
  04.りんごへの固執♪ (詩:谷川俊太郎、曲:中村裕美)
        語り・演奏:Voice Space
  05.愛のあと (詩:谷川俊太郎)
        朗読:谷川俊太郎、伴奏:Voice Space/谷川賢作
  06.したもじり♪ (詩:谷川俊太郎、曲:中村裕美)
        語り・演奏:Voice Space
  07.Be Sleep Baby♪ (曲:武満徹、編曲:谷川俊太郎)
        演奏:Voice Space/谷川賢作
  08.どこのどなた♪ (詩:まど・みちお、曲:中村裕美)
        語り・演奏:Voice Space/谷川賢作
  09.朗読と歌のリレー「こころ ころころ」 (詩:谷川俊太郎)
      こころ1  朗読:谷川俊太郎
      襤褸♪  歌・演奏:Voice Space/谷川賢作  
      こころ ころころ  群読:Voice Space
      悲しみについて  朗読:Voice Space
      ころころ♪  歌・演奏:Voice Space/谷川賢作
      こころ ころころ♪  歌・演奏:Voice Space/谷川賢作
      まどろみ  朗読:谷川俊太郎
  10.詩人は辛い♪ (詩:中原中也、曲:谷川賢作)
        歌・演奏:Voice Space/谷川賢作
  11.明日(あす) (詩:谷川俊太郎)
        朗読:谷川俊太郎
  10.明日(あした)♪ (詩:佐々木幹郎、曲:小田朋美、中村裕美)
        歌・演奏:Voice Space/谷川賢作


朗読、歌、語り、洋楽器、邦楽器、お面をつけたパフォーマンスあり。

Voice Space with 谷川俊太郎・賢作ワールド。オリジナリティと斬新さが群を抜いていた。

驚いたなぁ。江戸川区での刺激的な午後、だった。  ■

theme : 今日のつぶやき。
genre : 日記

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Lafie & Papa

Author:Lafie & Papa
トイプードルのLafieの趣味は、くう・ねる・あそぶ。人間のお父さんの趣味は、ランニング、美術・音楽鑑賞、読書、ワイン・芋焼酎・その他飲食など。まあ、似たようなものです。
訪問頂き、有難うございます。

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